お酒も炭水化物も太る?

お酒は炭水化物と同じで太るのでしょうか。また、お酒が太るのなら、お酒を飲んだ時には炭水化物を控えるべきなのでしょうか。

ご存じの通り、お酒のカロリーはエンプティ―カロリーと言われることがあり、カロリーがゼロとして取り扱われることがあります。

お酒で摂取したカロリーは熱エネルギーとして自動的に消費されるのでお酒のカロリーは摂取カロリーとして無視してもよいという考え方です。

しかし、近年はこのエンプティ―カロリーを摂取カロリーとしては無視してもよい、という考え方が間違っていることがわかってきました。

実際には、お酒のアルコールのカロリーの約70%くらいは体に活用されている、と考えられるようになってきたのです。

お酒のカロリーにはアルコールのカロリーと三大栄養素(炭水化物、たんぱく質、脂肪)のカロリーがあります。

もちろん、三大栄養素のカロリーは他の食品と同様に体で利用されます。例えば、甘いカクテルの成分が炭水化物(糖分)とアルコールの2つだった場合、炭水化物のカロリーはお菓子に含まれる砂糖と同様にカロリーになるというわけですね。

カクテルのアルコールの部分のカロリーは70%が体に利用されると考えておきましょう。

例えば100ml当たりのカロリーが150kcalのカクテルのがあり、炭水化物(糖分)のカロリーが50kcalでアルコールのカロリーが100kcalだった場合の実質的なカロリーを考えてみます。

炭水化物の50kcalはそのまま吸収され、アルコールの100kcalは70kcal分だけが体に吸収されます。合計で120kcal分だけ体に利用されるというわけです。

ウイスキーや焼酎などの蒸留酒の場合、成分的にはほぼ全てがアルコールなのでカロリーの70%が体に利用されると考えておいてよいでしょう。

例えば、ウイスキーのカロリーは237kcalなので、166kcal分だけ体で利用されると考えておくとよいでしょう。