運動前の食事と運動後の食事のダイエット効果

運動前に食事をするのと運動後に食事をするのでは、ダイエット効果としてはどちらの方が高いのでしょうか。両者の違いをわかりやすく解説します。

まず、運動前と運動後のどちらに食事をした方が消費カロリーが多くなるのか(体脂肪が多く減るのか)については、どちらも大差はないと言えます。

物事を単純にわかりやすく書くと、運動前に600kcal摂取しても運動後に600kcal摂取しても、600kcal摂取したという事実に違いはありません。

例えば、運動する30分前に食事をした場合、摂取したカロリーの全てが即座に体脂肪に変換されているわけではありません。

摂取カロリーの一部は、ブドウ糖という形で筋肉や血液など体の他の部分にもストックされます。

この時に運動をすれば、エネルギー源として血液中や筋肉中のブドウ糖を多めに使用します。

次に、食事をせずに運動をした場合、血液中や筋肉中のブドウ糖量が少ないわけですから、先ほどよりは体脂肪を多めに使用します。

しかし、どちらの場合も消費したカロリーの総量は同じです。

異なるのは、ブドウ糖という形のエネルギーを使用するのか、あるいは体脂肪という形のエネルギーを使用するのかの違いだけです。

ご存じの通り、摂取カロリーの余剰分は最終的に体脂肪になって体に蓄積されます。体内のブドウ糖は最終的には体脂肪に変換されるわけです。

体脂肪に変換される前のブドウ糖を使用するのか、ブドウ糖が体脂肪に変換されてから使用するのか。どっちも全く同じことだと思いませんか?

しかし、食事前に運動をすれば体脂肪が燃焼しやすいという誤解が多いのも事実です。上に書いた理屈通り、一応間違った内容ではありません。

でも運動をして体脂肪を燃焼した後に食事をした場合、ここで摂取したカロリーが全て体脂肪として蓄積されるわけです。

説明がややこしいのでわかりづらいとは思いますが、結論だけ言えば「運動前の食事と運動後の食事のダイエット効果は全く同じである」ということです。